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ゼロカロリー食品・ジュースは太るのか?人工甘味料は安全?

最近では人工甘味料を使用したゼロカロリー食品やゼロカロリー飲料が増えてきました。トレーニーの中には減量時にお世話になっているという人も多いのではないでしょうか?しかし、世間では「ゼロカロリーでも太る」とか「人工甘味料は危険」などとその危険性ばかりに着目した情報が多いようです。果たしてその真偽はどうなのでしょうか?

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人工甘味料の安全性

人工甘味料が危険だとしているのは動物実験ばかり

今では様々な情報がネット上に溢れていますが、人工甘味料の危険性・有害性についての記事ばかりが目立っているように感じます。

しかし人工甘味料が危険だという情報は正しいのでしょうか?いったい何を根拠に有害だと言っているのでしょうか?

実はこれらの情報の元になっているほとんどの研究が動物実験によるものなのです。

「動物で有害だったなら人間にも有害なんじゃないの?」

と思われるかもしれませんが、そうとも限りません。動物実験では問題があっても人体には問題が無かったなんてことはよくある話です。また、動物で有効であったが人体には効果が出なかったなんてこともあります。

動物実験の結果がそのまま人体にも適用されるわけではないのです。そのため動物実験の結果を見るときは少し批判的に見る必要があります。それなのに動物実験の結果から考えを飛躍させて人体への危険性や有効性を謳っているでたらめで不確かな記事の多いこと多いこと。

人工甘味料の人体への影響

人体への影響については様々な研究が行われています。当然です。人体に悪影響があるものを販売する訳にはいかないですもんね。

特に現在多く市場に出回っているアステルパームについては多くの研究がされていて、その安全性が確認されています。特筆すべきは、大量にアステルパームを摂っている人でも安全基準値を下回る量しか摂取しておらず、また基準値の数十倍以上摂取した場合でも人体に害は無かったとされています。

参考:Aspartame: review of safety. - PubMed - NCBI

参考:Aspartame: a safety evaluation based on current use levels, regulations, and toxicological and epidemiological studies. - PubMed - NCBI

ちなみに発癌性や神経への影響に関しても信憑性のある根拠は見つからなかったとされています。

また、ステビア、アスパルテーム、アセスルファムK、ネオテーム、サッカリン、スクラロースの6つの低カロリー甘味料でも許容量内での安全性が確認されています。

参考:Artificial sweeteners: safe or unsafe? - PubMed - NCBI

 

一方で一部有害性も確認されています。

"人工甘味料の中のサッカリンは腸内細菌叢に影響を及ぼすことにより耐糖能(血糖コントロール)異常を引き起こす可能性がある"

参考:Artificial sweeteners induce glucose intolerance by altering the gut microbiota. - PubMed - NCBI

しかし、現在サッカリンはほとんど出回っておらず、過剰に摂取する心配もありません。

人工甘味料はまだ分かっていない有害性が発見される可能性はゼロではありません。しかし現時点において人工甘味料の人体への安全性は確認されていると言えるでしょう。かといって「積極的に人工甘味料を摂取しよう!」という訳ではありません。

それよりも普通に糖分・炭水化物、脂肪などの摂り過ぎの方がよっぽど有害性は明らかです。それを無視して人工甘味料の有害性ばかりを心配するのはどうなの?と思います。

とにかく否定的なことを書いておけば信じられやすいですからね。みんな「騙されたくない」「損をしたくない」という心理が働きますからね。否定的な意見に過剰に反応するのも考えものです。

人工甘味料を摂ると太るのか?

「人工甘味料を摂っている人は太っている」という話や記事をみたことがある人は多いのではないでしょうか?実はこれにはカラクリがあります。正しくは

人工甘味料を摂取→太るではなく、太る→体重を気にして人工甘味料を摂取している

です。

相関関係と因果関係をごちゃごちゃにして間違った解釈をして世間に発信されている情報は本当に多いです。だから「あの人はこう言っていたけど、この記事では真逆のことが書いてあるしどっちが本当なの?」という風に矛盾だらけの世の中になってしまうんです。

さて本題に戻りますが、結論をいうと人工甘味料で太ることはありません。私自身毎回カロリー計算をして減量を行っていますが、ゼロカロリー食品を摂取しても影響は出ず、しっかりと計算通りに体重が落ちます。

ちなみに「ゼロカロリー食品でも完全にゼロではないから、摂りすぎると太る」とか抜かしてる人もいますが、それも間違いです。ゼロカロリー食品に含まれる僅かなカロリーで太るためには信じられない位大量に摂取しなければなりません。現実的ではないので心配する必要はないでしょう。

ゼロカロリー食品を摂ってから太ったという人はほぼ確実にそれ以外の食事が問題です。問題をゼロカロリー食品にすり替えてはいけません。

人工甘味料による減量効果はしっかりと研究されています。

体重、BMI、体脂肪量、ウエストを減らす効果が見られ、長期に渡る減量を補助できる可能性が示されています。 

参考:Low-calorie sweeteners and body weight and composition: a meta-analysis of randomized controlled trials and prospective cohort studies. - PubMed - NCBI

まとめ

まとめると、人工甘味料は(今のところ)安全だし太らないから神経質にならずに上手く利用しようということです。

人工甘味料に神経質になるよりその他の食事の方がよっぽど人体への影響は大きいので、見直すとしたらまずはそっちからです。

私自身減量時は人工甘味料を多用しています。ゼロカロリー飲料やゼロカロリーゼリーなんかはほぼ毎日摂っています。私は甘いものが好きなので本当に助かっています。以前はゼロカロリー食品なんてほとんどありませんでしたからね。人工甘味料によってストレスが軽減されます。

もちろん体質に合う合わないや味の好みなどもあるので、誰にでも有効とは言いません。でも、もし「甘いものが好きだけど人体への影響が不安だから避けていた」という人がいたら有効活用すれば減量や体重コントロールが楽になるはずです。

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